追いつく相手は、いつも昨日の自分

夜にデータ分析の勉強をする女性 成長・習慣

「人の何倍も努力して、ようやく並ぶことができる」——この言葉を、最初は「人と比べる話」だと思っていました。でも、最近は違うように感じます。あれは、他人に追いつく話ではなく、昨日の自分に追いつく話なんじゃないかな、と。

仕事で、どうしても苦手な分野がありました。数字の分析です。同期は軽々とグラフを作って説明するのに、わたしは人一倍時間がかかる。悔しくて、家に帰ってからも勉強しました。土日に本を読んで、わからないことは何度も先輩に聞いて。何年もかかって、ようやく「普通に」できるようになりました。

そのとき思ったんです。わたしは誰かに追いついたのではなく、一年前の自分に追いついたんだ、と。苦手だったことが、当たり前にできるようになった。あの頃の自分が知ったら驚くくらい、確実にレベルアップしていた。人と比べる必要なんてなかった。比べる相手は、いつだって昨日の自分だったんだ。

努力って、つらいです。人の何倍も時間がかかるのは、しんどい。でも、その努力は、誰かに勝つためじゃなく、自分を育てるため。ようやく並んだ場所から、また次の自分が見えてくる。努力は、終わりのない階段を一段ずつ登ることなのかもしれません。

あなたも、人より時間がかかっていることがあったら、それを恥じなくていい。その時間は、誰のものでもない、あなたのレベルアップの時間です。昨日の自分に、ちゃんと追いつけていますよ。

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