広告の仕事をしていると、いろんな会社の広告づくりに携わります。その中で気づくのは、うまくいかない会社には、共通したパターンがあるということ。調べてみたら、これはスタートアップの失敗パターンとしても研究されているんですね。
いちばん多いのは、市場のニーズがないこと。いいものを作ったつもりでも、誰も困っていなければ売れません。次に多いのは、資金繰りの失敗。会計上は黒字でも、手元のお金が尽きれば続けられない。広告の現場でも、売上はあるのに支払いが滞ってしまうお客様を見ると、ああこの会社は危ないなと感じることがあります。
あとは、最初の反応に浮かれてしまうパターン。最初の少しの手応えで調子に乗って、広告費をかけすぎてしまう。反対に、変化を嫌って同じやり方を続ける会社も、気づいたら時代に置いていかれています。
失敗する会社は、失敗するべくして失敗している——そんな気がします。逆に言えば、これらのパターンを知っていれば、失敗は避けられる。会社も、人も、同じかもしれません。
※出典:CB Insights「Why Startups Fail」(スタートアップの失敗原因調査)。2024年更新版では、2023年以降に閉鎖したVC支援企業431社を分析し、「市場ニーズの欠如」が最大の失敗原因(約42%)と報告されています。資金枯渇・タイミングの悪さ・持続不可能なユニットエコノミクスなども上位に挙げられています。

