投資を始めたばかりの頃、わたしは何も知りませんでした。勧められるままに口座を開いて、話題の銘柄を買った。「みんなが買ってるから、きっと大丈夫」——それが、すべての始まりでした。
案の定、相場が下がりました。慌てて売って、損をした。今思えば、なんであんなことをしたんだろう、と思います。知識がないから、感情で動いてしまう。上がれば喜び、下がれば怖くなって売る。それでは、投資ではなく、ただの賭けです。
「先に勉強すればよかった」——そのときの後悔は、今も覚えています。その後、お金の本を何冊か読んで、仕組みを学びました。複利のこと、リスクのこと、積み立てのこと。学んでから、少額の積み立てを始めると、驚くほど心が落ち着きました。値動きに一喜一憂しなくなったんです。
だから、今は娘にもこう伝えています。投資を始める前に、まずお金のことを学びなさい。仕組みを知らずに始めると、感情に振り回される。知ってから始めれば、怖くないし、間違えない、と。
お金の勉強は、投資の前に行う。これは、投資だけの話ではないのかもしれません。仕事も、人間関係も、何かを始める前に、まず知る。知らないまま始めたものは、後で痛い目を見る。知ってから始めたものは、長く続く。
もし、あなたが何かを始めようとしているなら、最初の一歩を踏み出す前に、少しだけ学んでみてください。その時間が、きっと、あなたを守ってくれます。


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