仕事を辞めて地元に帰るか、このまま東京に残るか。二十代の終わり、わたしはその選択を迫られていました。
あのとき、「帰ろう」と決めたのはほんの直感でした。正解かどうかなんて、そのときはまったくわからなかった。でも、十年近く経った今、あの選択があったから今の生活があるんだなって思えます。娘との時間も、今の仕事も、ぜんぶあの日の選択の先にある。
選択の正しさって、その瞬間にはわからないものですね。時間が経って、振り返ったときに初めて「あれでよかったんだ」と思える。だから、今している選択に自信が持てなくても、それは当然なんだと思います。
あなたの今の選択も、きっと時間が証明してくれます。焦らなくていいんですよ。

